お正月におせち料理やお雑煮とテーブルに並ぶ『祝い箸』
ちょっといい使い捨ての箸、なんて思ってはいませんか?
そんな認識ではもったいない💦
意味をきちんと理解して、ご利益をいただきましょう!
祝い箸の長さは約24㎝。末広がりで縁起がよいとされる八寸となっています。
使用されるのは柳の木が多く、箸の両端が細く削られているのが特徴です。
柳は春一番に芽吹くおめでたい木とされており、水分を多く含むためしなやかで折れにくい箸ができます。
その縁起のよさから、『柳箸』とも呼ばれます。
柳と言えば幽霊とセットのイメージがありますが、実は邪気を祓うとされていますよ😁
他にも、その形から
五穀豊穣の『俵箸』、子孫繁栄の『はらみ箸』『腹太箸(はらぶとばし)』や『太箸』と呼ばれることもあります。
そしてもう一つの呼び名は『両口箸』
祝い箸の両側が細くなっている理由は、片側は人間(自分)が食べるのに使い、もう片方は神様が食べるのに使うためです。
おせち料理は本来神様へのお供え物。神様の召し上がったものを頂くことにより、神様とのご縁を結び、そのご利益を分けていただこうと昔の人は考えたようです。
両方使えるから…と反対側を取り箸として使ってはいけませんよ😣
祝い箸の伝統的な習わしでは、
大晦日に家長が家族の名前をそれぞれ袋に書き、箸を入れて神棚に供えておき、元旦に家長が下ろします。
神棚がない場合は、鏡餅のそばにお供えしておけばいいそうです。
元旦から松の内(1月7日や15日。地域によって違います)まで同じ箸を自分で洗い、使い続けます。おせち料理を食べるのが三が日だけの場合は、3日間だけでもいいですよ。
また使用しなかった方の先端は、ご利益が流れるという理由から洗わないそうなので気をつけくださいね💦
祝い箸は特に神器の意味合いが強いものです。
処分する際はそのまま捨ててしまうのではなく、神社などで≪お焚き上げ≫をしてもらうといいと言われています。
もしご家庭で処分される場合は、お塩で清めてから処分してくださいね✨
祝い箸は結婚式や、赤ちゃんが産まれて100日目のお祝い お食い初めなど、おめでたい席でよく使われます。
まずは2021年のお正月に正しい作法で使い、ご利益をしっかりいただきましょう😆🎶
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縁結び箸に結ばれている「赤い糸」は、お使いの方が素晴らしいご縁に恵まれますようにと願いを込め、神社でご祈祷して頂いております。
箸をご使用の際には、赤い糸は5円玉に結びお守りとしてお持ち下さい。
~ご縁を結ぶお箸~
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高さ2mの大きな縁結び箸が皆様をお出迎え。
出雲大社神職様にご祈念して頂いたこのお箸は、なでるとご利益があるとか…
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