出雲大社店の平野です!
ゴールデンウィークも過ぎ、いよいよ観光地が大っ嫌いな「梅雨」の到来です。泣
人通りは少なくなるものの、それでも出雲大社を訪れる方々は沢山いらっしゃいます。
そういう人達のために雨にも負けず風にも負けずの精神で頑張っています。笑
今日は地元の「出雲商業高校」の美術部の生徒さん達が来られました。なんと総勢15人!
お店に入れませーん笑。
なんとそのBoys&Girls、箸を手作りで木を削るところから始めるそうなんです!
出雲神話に出てくるお箸の事を知り、「出雲らしい」お箸を作りたいと思われたそうです。
しかし、デザインを考える段階で、なかなか良いアイデアが浮かばず困ってしまった為、
参考がてら見学に来られました。
僕は生徒さんや先生の前でこう言いました。
「良いデザインがどうこうなんて考えてるから浮かばないんだ。自分の中にある出雲の記憶、今まで生まれ育った出雲のイメージ。それは皆さんの心の中にある。頭でいくら考えたってだめだよ。思い返してみようよ。そしたら自然と自分が作りたいお箸のイメージが浮かぶんじゃないかな?」
・・・・・なーんて!本当に自分何言ってんだろうって思う位、偉そうなことゆってましたね笑。でも、本当にそう思ってるから言葉になって出てきたんだと思います。生徒さん達には思い出に残るお箸を作って欲しい。
お箸なんてあってあたりまえ。
ありがたみなんてものは今の日本人の心には存在しないんだと思います。
だから高校生の今、「出雲らしいお箸を作ってみたい」と思った幼き心、優しい心。それを大切にして欲しいと心の底から思いました。
2010.05.26 カテゴリー:未分類